Artist Profile

sandragon965
©sandragon965

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sandragon965
日本を拠点に活動する画家。
流行の移り変わりや表層の記号に惑わされることなく、絵画という表現を成立させる核心の物質(鉱物、油彩、光、影)を実直に掴み取る知的なアプローチを展開。キャンバスの仕立てから絵の具の調合に至るまで、素材の発生段階から自ら掌握する徹底したクラフトマンシップを貫く。

Artistic Statement

「永遠の静寂(金と黒)のなかに、鮮烈な生命(色彩)を結晶化させる」

古今東西の伝統が培ってきた「金と黒」の深い静密な世界を土台にしながら、そこに物質としての生々しい「鮮烈な色彩」を調和させる。描かれた人物や風景は、他者に媚びたりメッセージを訴えかけたりすることなく、絵の中で完全に完結したクローズドな世界観(自律空間)を保ちます。
永遠の静けさと一瞬の生の輝きが完璧な均衡を保つとき、空間の格を引き上げる普遍的な美が立ち上がります。

Chronicle & Thought

構造と時代を見つめる眼の形成

時代の大きな転換期や社会構造の変容を過渡期の中で見つめてきた経験は、作家の思考に決定的な影響を与えています。物事の表層で起きる現象に惑わされるのではなく、その底底(そこそこ)で社会やシステムを駆動させている「核(構造)」そのものを見極めようとする知性は、この時期の思索によって深く耕されました。

求道的な探求と技術的足場

最高峰の芸術環境への挑戦と挫折、そして大学での真摯な研究の日々は、単なる技術の習得を超え、素材に対する執拗なまでの誠実さを育む契機となりました。自らのポテンシャルを信じ、愚直にキャンバスと向き合い続けた時間が、現在の確固たる絵画的足場を支えています。

極限における自立とクラフトマンシップ

激動の経済危機の時代、限られた環境のなかで自らの手によって必要な道具や環境(PCや自転車の修繕、素材の調達)を再構築せざるを得なかった経験は、現在の創作態度と地続きです。他者や既存のシステムに依存せず、自分の肉体を使って素材を加工し、自らの宇宙を物理的に構築する「完全なる自立」の精神。このクラフトマンシップの極致こそが、作品に「実在の重み」を与えています。

知への欲求と精神的自律

人生における過酷な現実や予期せぬ困難に直面したとき、絶望する代わりに知を求め抜く道を選びました。「知は力であり、希望である」。世界の不変なる構造と物質の尊厳を追い求める姿勢は、いかなる時代の荒波にも風化しない普遍的な強度と気品(ラグジュアリー)を作品にもたらす源泉となっています。

About the Name: sandragon965

「sandragon965」という名は、国境を越えて普遍的に通用する固有の記号(ブランド名)として独立しています。それは、システムやトレンドという表層の軽さではなく、絵画の本質である「支持体と鉱物の重なり」という最もコアな物質性を見つめ、最高峰の精度で結晶化させるという一貫した美学の象徴です。

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