なかなか落とせず厄介なカレーのシミの落とし方
自宅で作ったり、出前で頼んだりするカレーうどんはおいしいですが、飛び跳ねた汁が洋服に付着し、シミができてしまうのがとても気になります。なかなかシミを落とせず、洋服を何着もダメにしたことがありました。
水溶性と、肉などに溶け込んでいる油性の汚れのほか、香辛料“ターメリック”の色素汚れが混合されているカレーのシミは、とても頑固で手強く、なかなか落とせない厄介ものです。
さらに厄介なのは、時間が経つほど色素汚れが落ち難くなってしまうため、汚れがついたらすぐ落とすことが鉄則です。
そんな厄介ものシミを落とすには、台所用中性洗剤またはおしゃれ着洗い用などの洗濯用中性洗剤と、酸素系漂白剤を使います。
シミを落とす前に、衣類の目立たないところに洗剤と酸素系漂白剤をつけ、色落ちしないか確認しましょう。
また、デリケートな衣類のシミを落とすときには、綿棒を束ねるか、または割り箸の先に綿をつけ、ガーゼで包んで輪ゴムで止める“シミ抜き棒”を作ります。
衣類の素材の相違によるカレーのシミの落とし方
ポリエステルや綿の衣類の場合、直接シミの部分に台所用中性洗剤をつけ、手で揉みほぐし、シミが薄くなるまで何度か繰り返します。デリケートな衣類の場合、水で薄めた台所用中性洗剤を“シミ抜き棒”に含ませ、シミが移るのを防ぐために、裏側にタオルを敷きます。
上から下へ垂直に優しくトントンと“シミ抜き棒”でシミの表側を叩きます。
洗濯用中性洗剤を使う場合も、シミの裏側にタオルを敷き、“シミ抜き棒”で叩きます。
流水ですすいだあと、シミの部分に酸素系漂白剤をつけ、通常の洗濯を行います。
香辛料“ターメリック”は紫外線に弱く、洗濯のあと天気のよい日に天日干しすると、洗濯用中性洗剤では落ち難い汚れの色素が失われ、シミが消えてわからなくなります。
外食中につけてしまったカレーのシミの落とし方
外食中、カレーのシミがついてしまったら、応急処置をしなければいけません。応急処置をするとき、おしぼりで拭いたり、シミが広がってしまうため、こすったりしてはいけません。
飲食店のおしぼりに使われていることが多い、塩素系漂白剤の成分が衣類に残っていると、色落ちしてしまいます。
乾いたティッシュでつまむように汚れを取ったあと、ティッシュを濡らし、つまんだ汚れをティッシュに移します。
さらに、水分を吸わせるために、乾いたハンカチやタオルでシミの部分を押さえて自然乾燥させます。
帰宅後、台所用中性洗剤や洗濯用中性洗剤を使い、シミ抜きをします。
厄介なカレーのシミに悩まされないカレーうどんの食べ方
汁が飛び跳ねないようにカレーうどんが食べられれば、厄介なシミに悩まされることがありません。汁が飛び跳ねないように食べられるいくつかのポイントがあります。
顔の真下に置いた丼を体に近づけたあと、麺をよくほぐします。
よくほぐしておかないと、途中で麺が落ち、汁が飛び跳ねてしまいます。
麺の先が丼の中にあることを確認しながら、一口分の3～4本をたぐり上げるとき、揺れを防ぐために、左右対称になるように麺の中央を箸で持ちます。
すするたびに箸を下に平行移動させ、残っている麺を常にしっかり支えることが大切です。
麺の先はレンゲでそっとすくい、口に運びます。
このように、汁が飛び跳ねない食べ方や、シミの落とし方がわかると、気になることがなくなり、気持ちに余裕ができ、心置きなくおいしいカレーうどんが味わえます。
カレーうどんを食べるときは、ぜひ実行してみましょう。
ライター紹介
年甲斐もなく、スヌーピーが大好きです。自宅でできる仕事を見つけ、取り組んでいます。
アーティスト紹介
@sandragon965
いろんな敵とこっそり戦う画家とにかく、今の状況を脱するためにリアリズムという作品を制作することにした。（画家をしております。個展の案内はメールで配信します。登録はこちらです！！）
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