都立入試の倍率を知る3つの山!
一度中3で都立入試を経験した人なら誰でも知っていることですが、これから受験をする中学生やその保護者で知らない人が多いと思われる都立高校の倍率を知るタイミング。何と3回もあるんです。
知ると知らないでは大分心構えに差が出てくると思われます。
私は知らない派で3回目のタイミングまで良く分からず浪に呑まれている感じでした。
なので、ぜひ都立入試の予備知識として持っていて欲しいのでこの3つのタイミングをお伝えしたいと思います。
1回目のタイミングは1月の初旬7日~9日位
まず一回目のタイミングですが、1月の7日~9日位に東京都教育委員会から発表される俗に「校長会倍率と言われる」倍率の予想です。12月中に最終的な内申点が出てそれを見て多くの受験生が第一志望の学校を三者面談などで担任に伝えます。
その情報を集めて校長が持ち寄り集計した結果の倍率です。
この倍率が最終倍率に反映されることが多いという進学塾もある位意外と参考になる倍率と言われています。
一回目の出願の参考にされることは間違いありませんが、それだけに終わらないということです。
2回目のタイミングは2月の初旬
2回目は2月初旬の最初の願書提出のタイミングです。私立の学校ならここで倍率が決定するのですが、都立の場合はこの時の倍率を見て一度だけ出願先を変更することが出来るのです。ここで提出先を変更するのは賭けという受験生もいるでしょう。
ボーダーラインで出願した人たちです。
ここの動きで最後の倍率が決まることになるのですが、変更を決める期間は一週間。既にV模擬、W模擬が全て終わり自分の偏差値が定まっている中で選んだ志望校。
変更する理由の一つは意外な倍率の高さに違いありません。
「えーーっ!高」となってしまった時はまずは願書を取り返しに行き翌日無難な学校に提出し直しという面倒くさいことをせざるを得ない受験生が出てくるわけです。
3回目のタイミングはバレンタイン辺り
再提出が終了した2週目2月14日バレンタインの頃になります。チョコレートももらえない最終倍率も「えーーっ!高」だとしたら気持ちは追い込まれますね。
とにかくもうどうすることも出来ないわけですから。
当然「変えなきゃ良かった」ってこともあるんですよ。
もう、とにかく提出先の高校に向けてあと一週間ラストスパートに拍車をかけていくしかありません。
あるいは「もうこりゃ無理だわ」となって私立の併願優遇に決定との心づもりになる人も中にはいるかもしれませんね。
とにかく、この時のタイミングで「ここに出願して正解だった」と思えるように勉強しておく、戦略をたてておくというのが都立受験を制するための必須事項になりますね。
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いろんな敵とこっそり戦う画家とにかく、今の状況を脱するためにリアリズムという作品を制作することにした。(画家をしております。個展の案内はメールで配信します。登録はこちらです!!)
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