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結婚をしたらハッピーエンド?

小さい頃から読んでいる絵本などの物語では、お姫様が王子様と出会ったら結婚してめでたしめでたしで終わることが多いですよね。
成長して、周りにいた友達もみんな結婚をして行き、私も30代を迎える前に長く付き合っていた彼と結婚をしました。
今、結婚をして4年目を迎えるのですが、未だに私たちの元には子どもを授かる気配がありません。
結婚すれば、誰もが子どもを授かれるという思いがあったので、まさか自分が不妊だとは思っていませんでした。

結婚後、婦人科へ行った結果…

私の場合、結婚前から生理不順やたまに不正出血の症状がありました。
また、30代目前という時期に結婚をしたので、ブライダルチェック的な感覚で婦人科へ行きました。
この時の私は「生理不順とかあっても大丈夫でしょ~」ということを思っていて、まさか「多嚢胞性卵巣」という診断結果が出るとは思っていませんでした。
多嚢胞性卵巣はPCO、PCOSとも言われいて、女性の3人に一人は抱える症状なのだそうです。
医師からは妊娠は全く無理ではないと言われたものの、不安が残りました。




多嚢胞性卵巣は妊娠しにくい?

一般的に月に一個だけ卵子は作られるのですが、私の場合はたくさんの卵子を作ってしまいます。
これはホルモンが過剰に出ているため、過剰に卵子を育ててしまうのです。
また、不正出血が起こるのは、卵子が全く育っていない「無排卵」状態なのに、ホルモンを過剰に出しているから、子宮内膜が耐えきれず生理ではないのに剥がれ落ちているからなのだそうです。
卵子が上手く育たない、排卵できないということになるので、自然に妊娠することは難しいと言うことが分かりました。
ただ、多嚢胞性卵巣という症状を持っていても、自然に妊娠することは可能で、症状に気づかずに妊娠した人も多いのだそうです。

妊活を通して気づいた妊娠の難しさ

多嚢胞性卵巣という診断を受けてから、医師の力も借りて妊活を3年続けていますが、未だに子供を授かることはできていません。
食生活や生活リズムを改善させることに努めたり、子宝にご利益のある神社へお参りするなどもしました。
月日が経つと、独身だった友人たちが結婚し、妊娠・出産をしていきます。
当たり前のようにみんながしていることに対して、自分には難しいということを知って、初めて子どもが生まれてくると言うことの難しさを知りました。
結婚をしたらハッピーエンドという物語から、男性も女性もそこがゴールと考えてしまいますが、そこから先、子どもを持つことはかなりハードルが高いと言うことをみんなに知ってほしいです。
私も、自分が妊活をしていて、自分自身が生まれてきたこと、パートナーと出会えたことが奇跡的なことだと実感する日々です。

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ライター紹介

結婚して4年目を迎える30代の主婦。

読書と映画鑑賞が趣味で、今後の楽しみはアマゾンプライムでバチェロレッテがスタートすること!

アーティスト紹介

@sandragon965

画家として自作グッズの制作を開始。
今後、アマゾンで販売予定!(画家をしております。個展の案内はメールで配信します。登録はこちらです!!)
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