冬に釣れる旨い魚といえば、メジナ
毎年の年始の恒例行事 メジナ釣り
私のアングラー生活で、年明けの釣り始めは毎年きまっている。それはウキフカセ釣りで狙う寒メジナ釣りだ。
年始の正月休みの1日は、義父と一緒に寒メジナ釣りに行くのがここ数年の正月の恒例行事なのだ。
メジナ釣りのポイント
千葉県房総の地磯に行き、駐車場を降り過酷な山道を抜け、崖を下った先にとっておきのポイントがある。たどり着いた先にはきれいな朝日と海が私を待っていてくれる。
そんな穴場の地磯で狙う寒メジナ釣りだが、釣りたての寒メジナは、ぎっしり詰まった旨味で過酷な道中の辛さを帳消しにしてくれる旨い魚だ。
今回はそんなメジナ釣りを紹介しよう。
釣行は深夜から始まる
前日から奥さんの実家に泊まり、朝2時頃に出発する。24時間釣り具が売っているお店で、コマセとオキアミを購入し車を走らせ、朝方に釣り場の近くの駐車場に到着する。
そこから山道に入り草木をかき分け獣道を進み、崖の上にでる。
崖の上で呼吸を整え、崖を下った先が秘密の釣り場だ。
釣りに必要な装備
ロッドケースにバッカン、コマセ、クーラーボックスと荷物も多く重いので、この山越えがまたきつい。その辛さを乗り越えた先に美味しい魚と海が待っていると思うと、さんとか進めるものだ。
真っ暗な山道を超えるので、ヘッドライト、足場が悪い磯での釣りになるため、ライフジャケットとスパイク付きの長靴やスパイクシューズは必須になる。
釣りのタイミング
もう一つ磯釣りをする上で必ず知っておいて欲しいことがある。それは満潮、干潮の時間だ。
堤防とかの釣り場と違い、磯では満潮時は海に沈んでしまう場所もあるので、釣行の際は必ず潮見表などで満潮、干潮の時間はチェックしておいて欲しい。
メジナを狙うウキフカセ釣りの方法
磯竿の道糸にウキ止め糸、ウキ、ゴム管、サルカンを結びハリス2~3ヒロ、メジナ針、重りはガン玉を潮の流れに合わせて2~3個つけ、コマセを撒き、オキアミをつけて流すだけ。朝方は本命ではないが、良型の脂の乗ったアジも釣れるので、お土産にキープし、本命のメジナを待つ。
根掛かりギリギリの底からせめて、少しずつタナを上げていくのがいつものやり方だ。
あのウキが沈む瞬間のドキドキ感は何とも言えない。
メジナの引きは、クロダイなどの他の魚に比べて強く、癖になる。
ただ頭のいいメジナは、少しでも糸を引張ったりするとなかなか食ってこないので、潮の流れを読んで、どう餌のオキアミを流すかを考えながらやる奥の深い釣りになる。
活きが良いメジナはその場で神経締めして、血抜きをし、美味しくいただけるようにしてクーラーボックスに入れ帰路につく。
メジナを美味しく食べる
釣りのゴールは釣った魚を美味しく食べるところまで。我が家では締めて血抜きをした鮮度がいいメジナは 大きい物はお刺身でいただき、サイズが小さい物は焼き魚になるのが定番だ。
刺身は弾力のあるしっかりした身に旨味が詰まっていて、これを食べてしまうと 市販の鯛などには手が伸びなくなってしまうほど旨い!
身がしっかりしているので、少し熟成させるか、薄目に切ることをオススメする。
焼き魚も脂が乗っていて、骨までしゃぶっていたくなるほど濃厚な味わいだ。
メジナのお茶漬け
ここまでが定番の食べ方だが、私がオススメしたいもう一つの食べ方は メジナのお茶漬けだ。白米の上に市販のお茶漬けの素をかけ、メジナの刺身を乗せお湯をかけるだけだが、脂の乗ったメジナはお茶漬けにするとさっぱりしているが、濃厚で味が濃く ご飯が何杯でも行けるお茶漬けになってしまう。
皆さんも是非自分で釣った寒メジナを食べてみて欲しい。
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アーティスト紹介
@sandragon965
画家として自作グッズの制作を開始。今後、アマゾンで販売予定!(画家をしております。個展の案内はメールで配信します。登録はこちらです!!)
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