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冬こそ我慢して狙いたい魚は…

寒い冬は海水温もぐんと下がり、釣り物のバラエティも減って、せっかく空き時間が生まれ勢い込んで釣り場に向かっても、かなり寂しい思いをします。
特に寒がりな人にとって、寒風に吹かれながら我慢し糸を垂れるのは精神的に辛いもの。ですがそんな冬から早春にかけてこそピークを迎える美味しい魚種もあるのです。

具体的にはカレイやソイ、メバルといった北方系の魚達。
煮付けや鍋、汁物と抜群な相性を見せる白身魚ですから、狙わない手はありません。

冬に釣れる魚一覧

  1. カレイ
  2. メバル
  3. アイナメ
  4. メジナ
  5. わかさぎ




投げ釣りやボートで手軽に狙えるカレイ

カレイ
煮付けや揚げ物で大変美味しいカレイは、冬から早春にかけて産卵の為、どんどん浅場に入って来ます。
特に上品な味を楽しめるマコガレイやマガレイなら、30センチクラスまでなら海岸の投げ釣りで、一方ボートで沖に出れば40センチをはるかに超える座布団クラスまで狙う事が出来ます。

仕掛けも釣り具ショップやボート店で専門の天秤用仕掛けを多数販売しており、自分で苦労して組まなくとも簡単にセッティング出来るのが魅力。またイソメ等の餌も同時に購入する事が出来ます。

一般的に手前の水深が深ければ深い程大物を期待出来るのですが、港湾でそういった条件のポイントを探すと、得てしてソーラス条約の為立ち入り禁止となってしまっている港湾が多く、残念な思いをするケースが多いものです。
比較的安全かつ自由に入れる堤防なら、大河川河口周辺の堤防がキャパシティも広く、また水深も確保されていますから、一つの狙い目となります。
一方外洋に面した堤防ならより大きなイシガレイさえ狙う事が可能です。



ルアー人気が高いメバル・ソイ

メバル
現在ソルトルアー人気が非常に高い魚種として、ライトタックルで手軽に遊べるメバルやソイが挙げられます。
メバルやムラソイなら離島を覗くほぼ全国各地の港湾や岩場で、また本場北国ならよりサイズが大きくなるクロソイ等もターゲットに入ってきます。

ルアーは主に小さなグラブ系のソフトルアーを用いますが、可愛らしいサイズのミノーやスプーン等も活用出来る等、他の釣魚狙いのルアーからも転用出来ます。

ルアーロッドは敏感にアタリを取れる先調子のウルトラライトクラスがベスト。
リーダーに結んだルアーをメバルやソイが付いている岸壁際や沖の根際にキャストし、ふんわりと落とし込んだり、ゆったりと泳がせたりして反応を誘います。

反応は根魚らしくしっかり出、釣り味も上々。
サイズも大きくなると30センチを超え、ライトタックルらしいスリリングなやり取りを楽しめます。



ブラクリの探り釣りが面白いアイナメ

アイナメ
歴史が比較的新しいルアーに比べ、古くから根魚狙い用の仕掛けとして親しまれてきたのが、小さな紡錘形の中通しオモリのすぐ先に針を付けた、いわゆるブラクリ仕掛け。

このブラクリを岸壁際ギリギリやテトラポットの隙間、大きな根の際等に落とし込み狙うのがアイナメです。
アイナメは鮎並と呼ばれている事からも分かる様に、縄張り意識が非常に強く、根の穴やテトラポットの隙間等に大きな個体が長期間定着する傾向があります。
これらを狙って上から次々とブラクリを落とし込み、魚を狙ってゆくという訳です。
ポイント一帯を歩き回りながら、アイナメが居そうなスポットを次々に叩いてゆくハンティング要素の高い釣りですし、アタリや独特の首振りファイトも強烈で、決して飽きさせません。

ちなみに40センチ以上の大物を狙うなら、餌は岩イソメがベストです。



その他の魚

メジナ
メジナ


わかさぎ
わかさぎ


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画家として自作グッズの制作を開始。
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