SanDragon

暑くても寒くても作業が止まる事が無い。

建設作業員の体は一般の人とは違います。 真夏の暑い日でも殆ど外で作業をし、真冬の雪が降っている日でも外部の作業をします。

勿論防寒着や厚着ははしていますが、あまり着こんでも作業が出来ないのです。
現場によっては詰所も無く真冬の寒い中外でお弁当を食べなくてはならない事も在ります。
休めば給料が減るので体を暑さ、寒さに慣れさせなければなりません。



絶えず危険と隣り合わせです。

建設現場内は危険が多く在り、絶えず注意しなければなりません。
普段歩いていて穴などは在りませんが、建設現場では、開口や段差は当たり前です。
注意して歩かないと開口か転落してしまい、ケガで済めばいいのですが、死亡事故にもなりかねません。

朝、現場に入った時から緊張が始まります。毎日危険と向き合っているので、この環境が当たり前だと思いがちですが、一般の人が体験で来た ら1時間も持たないと思います。

別次元の人達の集まりです。



建築の工程により無理な作業もします。

建設には工程が在り、何月何日までに終わらせなくてはなりません。
朝6時45分から朝礼が始まり、夕刻の6時、7時まで作業をします。
それでも間に合わない事が多く、知り合いや他社から応援を要請したりして間に合わせます。
当然、日曜日も無く働き詰めです。

作業員は行く現場によって遠かったり近かったりしますが、現場は決まった場所なので当然朝が早くなります。
それこそ始発電車で行っても朝礼に間に合わない事が在りますが、近くにアパートを借り作業をする事も在ります。



一般の人では半日も建築作業が出来ない。

暑さ、寒さ、危険、労働時間、休日、など絶えず緊張感を持ちながら日々作業をしている建設現場の作業員は唯物では在りません。

最初からプロ集団になれたわけでは在りませんが、仕事も覚えなくてはなりませんが、季節の環境にも体を慣らしていかなければならないのです。

建設現場での事故は他業種より多いのが現状です。

夏の熱中症が多いのも事実で如何に熱中症にならないかを毎朝作業員同士で話し合い減らしています。

1日、2日で、建設作業は出来るものでは在りません。

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ライター紹介

peluve8246と言います。
心霊や宇宙の不思議などが得意です。

アーティスト紹介

@sandragon965

いろんな敵とこっそり戦う画家
とにかく、今の状況を脱するためにリアリズムという作品を制作することにした。(画家をしております。個展の案内はメールで配信します。登録はこちらです!!)
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