SanDragon

鬱病の対策に汗をかくことはいいことだ

私は鬱病を患い、汗をかくことが鬱病の薬になると主治医から勧められ、2年前から始めました。

それまではたまに体を慣らしに行く程度だったのですが、当時は不規則な生活、また不安定な食事時間の為、体重が20kgも増えてしまったのも理由です。

本格的に筋肉トレーニングを始めた頃は何をしてもきつく感じ、また、体がとにかく重かったのを覚えてます。

心身の変化

筋トレを初めて1ヶ月頃になると体に変化が現れた。

そう、体重が5kg6kgと日に日に落ちてきたのだ。

また、心なしではあるが足が前に出るようになってきた。
そう、歩くのですら肥満は私を億劫にしていたのだ。

動きづらい→動かない→体に肉が付く→食べるの負のスパイラルだった。

私は幸い家内のサポートで毎日昼はサラダチキンだった。
また、この間は大好きなラーメンも揚げ物も食べていない。
本当に家内の協力には感謝をしている。



励ましと仲間

私は隠し事をすることが嫌いだ。

なのでインストラクターを始め、ジムの常連さん達には自分の事を素直にカミングアウトをした。

しかしながら、嫌な顔せずに励ましてくれたり、声をかけてくれたり、それが鬱病の私にとってとても嬉しかった。

鬱病にとって最もつらいのは問い詰められたり、多くの事を考えさせられる事だった。
だがジムのみんなはさっぱりとして時にはイジッてきてくれたりもしてそのコミュニケーション一つ一つが嬉しかった。

変化をした筋トレをする理由

今までは肥満解消の為の筋トレだったが、筋トレをすると自分がいい意味で変わる。
いい体を手に入れる。

太い腕、りりしい胸、引き締まった腹筋。
何より自信が持てるようになった。
今は転職をし、転職先にあるジムに毎日通って体を鍛えている。

周りは軍人ばかりなのでまた余計に気合いが入る。
筋トレは私に自信と強さをくれた。
今考えると、昔親父から「勉強で頭が詰まったらマラソンをしてこい」その言葉が浮かんだ。

筋トレを通じてより強く、より自信を持って生まれ変わって行きたいと思う。

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ライター紹介

43歳 サラリーマン 41歳の時に鬱病を発症
現在も寛解までいっていないため、服薬をしながら仕事をはじめている。
治療の為に本格的に筋トレにはまってしまったおじちゃんです。

アーティスト紹介

@sandragon965

いろんな敵とこっそり戦う画家
とにかく、今の状況を脱するためにリアリズムという作品を制作することにした。(画家をしております。個展の案内はメールで配信します。登録はこちらです!!)
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