SanDragon

ボランティア精神がはびこっているので賃金が抑制される

福祉業界での仕事は目に見える評価がとても難しいです。

利益を生むことが目的とされていないため、何となく人柄がいい人が仕事ができなくても評価されてしまう不思議な業界です。
何となくいい人というのは、やたらボランティア精神が旺盛です。
業務内容ではないのにサービスしてしまったり、残業代がつかないのに残業してしまったりする人です。

福祉業界はこのような人の両親に乗っかって適正な賃金を払わずにきました。
この精神から脱却しない限りいつまでも福祉業界は低賃金のままでしょう。


誰でもできる仕事だと思われているから

福祉の仕事といえば、介護や保育があります。
介護も保育も昔から家族が無賃金で当たり前にやってきたことです。
特に女性は子育てや介護を当たり前に担ってきました。
そのため、介護も保育も誰でも簡単にできる仕事だと勘違いしています。
家庭での介護や保育とプロが専門的に行うそれは決定的に違います。

これは、業界で働いている人なら当たり前のことです。
ですが、福祉業界はこのことを世間にアピールすることがとても下手です。
なので、政府も世間も誰にでもできる仕事と考えて予算をなかなか割いてくれないのでしょう。



働いている人の意識が低い

福祉業界は間口が非常に広いため、様々な人が勤務しています。
特に不景気の時には、求職者が福祉業界に殺到します。
未経験で始められる仕事も多くあり、力仕事も多いのでリストラされた会社員なんかもよくいます。

働いてみてから福祉のすばらしさに気が付きのめりこむ人もたくさんいますが、中には適当に働いてお金がもらえればいいという人もいます。
このような人は頑張って働いてサービスを向上させようと考えていません。
そのため、福祉の人の地位はなかなか上がらず、賃金もあがりません。

利益を生むことを悪だと考えている人が多い

福祉業界で長く働くベテランの中には、根性論、精神論で生きている人がたくさんいます。

株式会社のような営利企業を悪魔の巣窟と信じており、利益を生み出す資本主義に嫌悪している人たちです。
このような人たちは自分を着飾ることもしませんし、もはや貧乏であることに誇りをもっていることすらあります。
自分たちだけで完結するならいいですが、この考えを若い人にも押し付けてしまいがちです。
そのため、福祉業界では若い人がなかなか育ちません。

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ライター紹介

保育士、介護士の資格を持ち障碍児福祉に従事しています。
福祉の専門性を向上させ、サービスに対して適正な対価を得る必要があると考えています。

アーティスト紹介

@sandragon965

いろんな敵とこっそり戦う画家
とにかく、今の状況を脱するためにリアリズムという作品を制作することにした。(画家をしております。個展の案内はメールで配信します。登録はこちらです!!)
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