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国家資格を取得する法 ~消防設備士~



国家資格を取得する法 ~消防設備士~

消防設備士と言えば、乙種6類が最も有名です。
いわゆる乙6(消火器の点検・整備の国家資格)です。
有名な資格なので、テキスト・問題集を探すことにも苦労しません。

私は、独学サイトで調べて、弘文社のテキストを購入しました。
消防設備士(乙種第6類)の勉強では、最初から順番に勉強するのではなく、まず、テキストの中盤にある消火器の種類(写真・解説付き)を徹底的に頭に叩き込むことをお勧めします。

そうすると、テキストに記述されている文言がスムーズに頭に入ってきます。テキストは基本的に3回繰り返します。

次のステップは、問題集ですが、私はサイトで調べてテキストと同じく弘文社の問題集を選びました。それも3回繰り返します。


最後のステップは、より本番に近い力(時間感覚)を付けるために、模擬試験集をします。
消防設備士の国家試験の傾向として、毎年あまり変わらないと言われています。
それは、危険物の取扱いの根拠法令である消防法がほとんど変わらないからです。

したがって、本来なら是非とも過去問題集が欲しいところなのですが、消防設備士の国家試験に過去問題集はありません。

なぜなら、問題の持ち帰りが禁止され、試験を実施する「消防試験研究センター」からの公表もされていないからです。
模擬試験集については、テキスト・問題集ほどではありませんが、それなりのラインナップがあります。

独学のサイトには、お勧めの模擬試験集はなかったので、自分で選びました。

テキスト・問題集については、何冊も買わずに良本とされているものを、「狭く、深く」やるべきですが、模擬試験集については、できるだけ多くの問題に「広く、浅く」あたるべきなので、私は、3冊の模擬試験集(本番試験16回分)を購入し、2回繰り返しました。

それも、時間を計り、トイレは禁止として、プレッシャーを自分にかけながら、なるべく本番に近い環境で行います。

3冊の本、それぞれに長所がありましたが、1冊あげるなら、解説(語呂合わせ)が充実している弘文社のもの(5回分収録)です。
以上のように、本番さながらの状態で模擬試験をすると、1日、1~2回が限界なので、空いた時間は、延々と問題集をします。

消防設備士の試験は、法令、基礎機械、機械・規格、鑑別等という4科目に分かれていて、総合点に加えて、科目ごとの及第点(40%)があるので、模擬試験でだいたい自分の傾向が掴めてきたら、そこを重点的に勉強すべきでしょう。


合格率は、40%程度です。先に述べたように、消防設備士の試験には、総合点に加えて、科目ごとの及第点が課せられるので、決して油断は許されませんが、同系統の国家資格である危険物取扱者(乙種第4類)は科目ごとの及第点が60%なので、感覚的にはかなり楽です。

それらを踏まえて、3~4か月あれば合格レベルに達することが可能です。

»危険物取扱者 乙種4類の資格を取得するための試験対策法

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