国守衆の概要
国守衆とは、チャンネル桜が立ち上げた民間の政治団体のことである。
以前、国守衆の設立についての記事を書いたので、» 国守衆立ち上げの経緯については、そちらをご覧ください。
現在では国守衆は、民間防衛組織、及び政治団体として全国で活動を展開しており、徐々に、組織として形になってきたというのが、今の現状だろう。
そこで、今回は国守衆とはどんな組織なのかのについて、概要を説明する。
国守衆の活動実態
基本的に国守衆の活動は、ポスティングと街宣活動がメインである。国守衆は全国組織であるが、 一般的には、国守衆の活動は地域ごとに支部が立ち上がり、 それぞれの支部で活動と運営を行っている。
全国組織と言っても、政令指定都市などの比較的人口が多い地域を除けば、支部そのものが存在していない地域も存在するため、田舎の方はポスティングなど、個人の活動が今のところ限界である。
支部が存在する場所では、 集団で街宣活動を行ったりもしている。
また、親中派の権化とされる二階幹事長の地元の和歌山県は、国守衆にとって重要地域であり、二階幹事長落選運動のために全国の国守衆の会員が動員されている。
さらに石垣島では、尖閣諸島周辺海域で漁業活動を行うために、国守衆の代表である水島総、自らが船に乗り込み尖閣諸島に行こうとしているが、海上保安庁の妨害により、本人は出かけることはできない状況である。
しかし、国守衆でもある一般の漁師が、尖閣諸島周辺海域に漁に出て漁業活動を行い、日本の尖閣諸島の実効支配の証拠を作っている。
選挙について
国守衆は政治団体であるが、選挙は国守衆からではなく、同系列のくにもり党のから出馬する仕組みとなっている。そのため、国守衆の活動家から選挙に出る人が選出され、くにもり党から出馬する予定だが、国政選挙の供託金でさえも、余裕で払えるほどの財務基盤がないため、 そもそも、選挙に出られるかさえも疑問である。
しかし、過去に国政選挙ではなく、地方選挙には国守衆の活動家が立候補し、応援をした実績はあるようだ。
ちなみに、 国守衆の会員ではないが、チャンネル桜沖縄市局のキャスターの依田啓示が那覇市議選に立候補した時には、沖縄の国守衆は依田啓示を応援した。
しかし、残念ながら、依田啓示は落選し惨敗を喫した。
2022の参院選に新党くにもりから10名が擁立
新党くにもりは2020年の参議院選挙に10名ほど候補者を出すと言う。
実際に記者会見を開き、候補者が発表された。
» 新党「くにもり」 2022年参議院選挙 10名の候補者を擁立
2021の衆院選には、国守衆から候補を出すのか?
2021年の衆議院選挙には国守衆からは2名の候補者を実際に出した。
» 2021年の衆議院選挙 くにもり党から本間奈々が出馬
評判
国守衆の評判について、和歌山選挙区では、二階幹事長の支援者の間では非常に評判が悪い。これは、利害関係の上で仕方のないことだが、国守衆の落選運動は、一部の二階幹事長の支援者を逆に団結させているようである。
一般の評価
一般の人の評価は、あくまでも見る専という人が大多数のようだ。一応、国守衆やチャンネル桜については、存在を知っている人は意外と多く存在するが、活動には加わりたくないという人が結構多い。
その理由は、活動に目に見えて実績がなく、時間が無駄であることと、活動をしている人に高齢者が多く、面倒に巻き込まれたくないという見方である。
右翼からの評価
伝統的な右翼にとっては、国守衆という一般人が保守街宣を行うこと自体が、非常に驚愕的であるという評価だ。インターネットで集まった一般人が、愛国精神に目覚め、右翼的な活動を行うということは、右翼そのもののアイデンティティを揺るがしかねない状況にあると感じている。
また、日本愛国党とは、考えについては、かなり合致しているところがあるが、活動自体のスタイルは国守衆の方が穏やかであり、活動に過激さを求めるようなことは考えて無いと思われている。
2021年9月6日 @sandragon965 コラム
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プロフィール
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芸術という、意味がありそうで無いものを理解するには、政治、経済、歴史、伝統、文化、思想など社会と向き合わなければその本質を掴むことは厳しいと感じており、時々ブログを書いて言論を自分なりにやっていきます。(DIY系youtubeをしております。)
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