下火になりつつあるロボアニメの歴史
一昔前(2000年代前半まで)はアニメと言うと子供が見るもの、オタクのもの、と言うイメージがありました。しかし最近はアニメブームと言っていいほど、たくさんのアニメが見られるようになりました。
その中でも好みが分かれがちなのがロボットアニメです。ロボアニメは基本的にSF要素も含まれていますので、取っつきやすさもあるでしょう。
今回はそんなロボアニメの楽しさをお伝え出来たらと思います。
ストーリー命!
SFと言うと細かい考証がなされ、有り得ないものでも現実的に思えるかどうかと言う事が非常に大切であります。いくら科学的な物であっても、荒唐無稽過ぎればファンタジーの世界になってしまうからです。
ですからロボアニメは設定が命と言っても過言ではありません。設定がしっかりしているかどうかは非常に重要で、抜けが多い作品は、視聴者にとって違和感を与えてしまいます。
設定がしっかりしているという事は、それだけストーリーのバックボーンが整えられているという事なのです。
もしも、が詰まっている
しかしガチガチにリアル志向であったならば、そもそもの「人型ロボットにパイロットが乗り込み操縦する」と言う、現実では100%有り得ないとされている大前提は活かせません。「もしも人型ロボットを操縦出来たらいいな」と言う「もしも」が詰まっているからこそロマンがあるのです。
このリアル志向ともしもの組み合わせは無限大です。異世界転生とロボット、剣と魔法とロボット、輪廻転生とロボット、学園とロボット、警察とロボット、これらすべて有名ロボアニメのモチーフです。
このすべてに「もしも」が詰まっているのです。
意外にノリで楽しめる
ロボアニメはSF要素が含まれている、とお話ししましたが、それ故にハードルの高さを感じてしまうのは事実です。SF用語なんか分からない、何故そんな設定になっているのか分からないという事もあるはずです。
しかし実際の所、小難しい事は聞き流してしまっても、ストーリー展開を把握することは出来るのです。何故なら基本的に「アクションもの」だからです。
映画にも言えることですが、アクション映画に必要な事はアクションです。時にスタイリッシュ、時に泥臭く、そんな人間味を堪能することが出来るのも、ロボアニメの良さとも言えます。
他のアニメジャンル同様、良くわかんないけどこのシーンカッコイイ、このキャラクターカッコイイ、それだけで良いのです。
ライター紹介
ニッチなロボアニメ好き。アーティスト紹介
@sandragon965
いろんな敵とこっそり戦う画家とにかく、今の状況を脱するためにリアリズムという作品を制作することにした。(画家をしております。個展の案内はメールで配信します。登録はこちらです!!)
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